くまちゃんの絵本案内第12回

KUMAちゃんの オススメ絵本リスト」配信開始〜!

くまちゃんが、今までの絵本とのお付き合いの中で厳選した絵本たちを紹介!主な対象年齢は0〜3,4才。たまにもう少し大きい子向けも。

配信予定日は毎月第2、第4土曜日。

*熊谷道子フェイスブック、子育てまつばLINEでも配信中

 「子育てまつばLINE」:松葉地域の子育て情報満載のタイムリーなLINE。

   たくさんの若いママパパ、じーじ、ばーばたちが登録しています。

   https://lin.ee/8vIg3nB

KUMAちゃんの オススメ絵本リスト⑫

<ミニシアターはらぺこくん代表  絵本・紙芝居講座、研修講師  熊谷道子>

デザインも圧巻!アフリカ民話『アナンシと6ぴきのむすこ』

作・絵:ジェラルド・マクダーモット 訳:代田 昇 1980年 ほるぷ出版

イタリアのグラフィックデザイナー、マクダーモットの斬新な絵と民話の持つ力は圧巻!世界各地に似たようなお話しがあり、人間の営みや願いって共通なのだなと気が付き、安心します。

このお話しは紙芝居版もあり、子どもの前や絵本・紙芝居講座などで演じた紙芝居の中で、回数ダントツNo1! 日本語が分からない子どもにも大きなインパクトがありました♪

○アフリカの民話。アナンシ(クモ)の6匹の息子たちの得意なことを活かし、自分の出来ない部分は補い合い助け合いながら、旅に出たアナンシのピンチを助けるお話。無事助けられたアナンシは、お礼のご褒美を息子達の誰にあげたら良いのか悩みます。そのご褒美とは・・・。みなさんも良く知っているものですよ。

○同じテーマのお話しで代表的なものは「シナの5にんきょうだい」「王さまと九人のきょうだい」等。国や地域は違っても似たテーマのお話しが繰り広げられます

人間は高度に分業化された社会に住んでいますね。でもこのお話しのように、それぞれが協力し合い連携し合わなければ力が生まれません。と考えると、ますます深〜いお話しです!

くまちゃんの絵本案内バックナンバーはこちら

One thought on “くまちゃんの絵本案内第12回

  1.  こんにちは。
     これらの作品の紹介を読んでいますと、昔観劇した「3匹の子ぶた」のシーンを思い出します。
     人の共同体としての現われをわかりやすい形であるのが、兄弟たちなのかもしれませんね。
     フェイスブックで配信しているのですか!!
     ちょっと興味が湧いてきました。
     今回の絵本案内もありがとうございました。

    1. 鈴木さん、こんにちは!
      「人の共同体としての現われをわかりやすい形で」
      確かにお話し、特に昔話にはそういった要素が色濃く描かれていますよね、とても判りやすく説教臭くなく。
      そこが良いところだと思います。
      毎度、鋭いご指摘!ありがとうございます。

      はい。フェイスブックでは絵本案内は8回終わっています。こちらとほぼ同じ内容です。
      シャンソン関連はいろいろアップしていますが、最近では鳥ネタもたくさんアップ〜。
      手賀沼の白鳥の親子の写真などなど。本当に可愛くて♥ よろしければ覗いてみてくださいな♪

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